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日本で最初のスーパーマーケットは? (その2) [資料編]

日本で最初のスーパーマーケットは、
丸和フードセンターだという説をとるのは
次の本です。

①「日本小売業運動史 戦後編」
  (㈳公開経営指導協会・編、公開経営指導協会、1981年3月)
  丸和フードセンターは、日本で最初のスーパーマーケットであった。(247ページ)

②「小売りイノベーションの源泉」(矢作敏行・著、日本経済新聞社、1997年9月)
  スーパーマーケットの起源は諸説ある。
  スーパーマーケットをどう定義するかによって、・・略・・
  第一号の特定が変わってくるからである。
  ここでは1956年(昭和31年)3月開店の北九州・小倉の丸和フードセンターを
  最初のスーパーマーケットとする説をとる。(36ページ)

③「日本の流通100年」(石原武政/矢作敏行・編、有斐閣、2004年12月)
  セルフサービス販売を採用している
  総合食料品店であるスーパーマーケットが現れた。
  1956年3月、福岡県小倉に開業した丸和フードセンターが第1号である。(233ページ)

④「近代日本流通史」(石井寛治・編、東京堂出版、2005年9月)
  セルフサービス方式の大型総合食料品店の小売店という、
  本来の意味でのスーパーマーケットとして
  日本で最初に誕生したのは丸和フードセンター(小倉)である。(162ページ)

⑤「基礎からの商業と流通」(石川和男・著、中央経済、2007年10月)
  1953年12月に東京・青山の青果物食料品店紀ノ国屋(売場面積110㎡)が、
  最初のセルフ・サービス店として開店した。
  この店は、総合食料品店ではないことから本格的SMではない。
  本格的SMの最初は、1956年3月に福岡県・小倉で開店した
  丸和フードセンター(売場面積396㎡)である。
  その後、山口県から起こった主婦の店運動*により、
  各地で主婦の店を看板に掲げる小売店が出現したが、
  1957年9月に大阪・千林にダイエー薬局・主婦の店開店により、
  日本のSMの歴史の本格的展開が開始された。(140ページ)
  (注*:山口県が主婦の店運動発祥県というのは間違いだと思われる)

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