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日本で最初のスーパーマーケットは? (その1) [資料編]

日本で最初のスーパーマーケットについては
2つの説があるようです。

一つは、紀ノ国屋という説で、
もうひとつは丸和フードセンターという説です。

そこで、流通関係について書かれている
本を調べてみました。

紀ノ国屋説をとっている本は次の通りです。

①「小売商業の近代化」(鈴木保良・著、中小企業診断協会、1959年9月)
  セルフサービス店の第一号店である東京青山の紀ノ国屋(85坪)は、
  スーパーマーケットとしてもその先駆をなすものであった。(296~297ページ)

②「現代小売商業の諸問題」(竹林祐吉・著、協同出版、1962年3月)
  わが国でスーパーマーケットが最初にできたのは、
  昭和二十八年東京青山紀の国屋である。(87ページ)

③「日本スーパー発達史年表」(建野堅誠・著、創成社、1995年3月)
  一般にいわゆるスーパー(和製英語)と呼称されるようになった
  セルフサービス方式という新しい販売方法を主体にした革新的形態であった。
  その第1号店といわれる「紀ノ国屋」が東京青山・・・
  開店したのは1953年(昭和28年)12月のことである。(Ⅱページ)

④「日本流通史」(石井寛治・著、有斐閣、2003年1月)
  日本最初のスーパーマーケットは、
  1953(昭和28)年に東京青山に増井徳男によって
  セルフサービス方式を取り入れて設立された
  青果物販売店「紀ノ国屋」(40坪=130㎡)であり、
  ついで56年に九州の小倉で吉田秀夫※(原文のまま。‘日出男’が正しい)
  によってスーパーマーケット「丸和フードセンター」(120坪=390㎡)が
  開設された。(222ページ)

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