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「千代菊」(千代菊経営研究道場) [「行ってきました」シリーズ]

2008年2月28日(木曜日)に
「主婦の店一宮店」の所在地を尋ねるために
岐阜県羽島市竹鼻町にある清酒醸造業の
千代菊株式会社(岐阜県羽島市竹鼻町2733)の
直売店へ行ってきました。

純米酒(720ml)を2本買い求め代金を支払う際に
「貴社の取引先であった昭和32年11月に開店した
「主婦の店一宮店」の住所を知りたいのですが?」
と直売店の女性に聞いてみました。

すると、女性は経理担当者に電話して
「主婦の店一宮店」という得意先が
登録されているかどうかを確認してくれましたが、
登録されていないとの回答でした。

続いて、その女性は社長に電話してくれました。

社長としばらく話をしていた女性は受話器を私に渡し
「社長と直接お話下さい」と言いました。

私は「主婦の店一宮店」を探していることを伝えましたが、
社長は「千代菊経営研究道場のことは
先代がやっていたことだから詳しいことはわからない」として、
先代と一緒に活動していたという方を紹介してくれました。

しかし、私はこの方に接触はしませんでした。
なぜなら自分自身の足で調べたかったからです。

千代菊直売店を後にした私は
続いて羽島市立図書館へ行きました。

千代菊の先代社長、
坂倉又吉さんのことを調べるためです。

羽島市立図書館2階の郷土資料室で
「出会いと積み重ねによって」(坂倉又吉・著、1972年、自由書房)
という本を見つけました。

‘昭和53年5月12日から7月13日まで43回にわたり
中部読売新聞に掲載された事を本にした’ものだそうで、
「主婦の店」に関する記述が多くあり、
「主婦の店大垣店」、「主婦の店加納店」、「主婦の店長良店」、
「主婦の店千手堂店」、「主婦の店忠節店」は登場しましたが、
私が探している「主婦の店一宮店」は登場しません。

一からの出直しとなりましたが、
私は楽観していました。

というのは、「日本小売業運動史 第三巻(戦後編)」に、
前述の通り、岐阜県西一宮店と記載されていたことから、
「主婦の店一宮店」は名古屋鉄道尾西線の
西一宮駅周辺にあったのではないかと直感したからです。

楽観した私は
「主婦の店一宮店」探しを
しばらく休むことにしました。


酒縁―酒をめぐる人生一〇〇話

酒縁―酒をめぐる人生一〇〇話

  • 作者: 坂倉 又吉
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1985/10
  • メディア: 単行本



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